看護師の履歴書の志望動機の書き方と例文
2026/01/30
投稿者:編集部
看護師の履歴書の志望動機の書き方と例文
看護師の履歴書で志望動機は、採用担当が「なぜ当院なのか」「入職後に活躍できるか」「長く働けるか」を判断する重要項目です。
本記事では、志望動機の基本構成(3要素)、書く前の準備、仕上げのコツ、避けるべきNG例、経歴別・施設別の例文、履歴書と面接で一貫させる方法までを整理します。
履歴書の志望動機で採用担当が見ているポイント
志望動機は「熱意」だけでなく、職場理解・再現性のある強み・定着見込みを見られます。採用側の評価軸を押さえると、文章の説得力が上がります。
採用担当が最初に確認するのは「数ある職場の中で、なぜ当院を選んだのか」です。ここが曖昧だと、どこにでも当てはまる文章に見え、志望度が低いと判断されやすくなります。
次に見られるのは「入職後に同じように成果を出せるか」という再現性です。経験年数や診療科の名前を並べるだけではなく、どんな場面で何を工夫し、どんな力が身についたのかまで書くと、配属後の活躍イメージが湧きます。
最後に重要なのが定着の見込みです。看護はチームで成り立つため、短期離職は現場の負担になります。志望動機の締めで、学びたい領域や将来像、貢献の方向性を示すと「腰を据えて働く意思」が伝わります。
看護師の志望動機の基本構成(3つの要素)
志望動機は3要素で組み立てると、短い文字数でも筋の通った文章になります。結論から書き、要素同士をつなげて“その職場である必然性”を作ります。
志望動機は、経験と応募先理解と入職後の貢献が一本の線でつながっているほど強くなります。順番は、最初に結論として志望理由を置き、その後に根拠を足すと読みやすくなります。
3要素は独立したパーツではなく、相互に説明し合う関係です。経験で生まれた課題意識があり、その解決や実現に応募先の特徴が合っていて、だから自分の強みをこう活かして貢献できる、という流れにすると説得力が出ます。
書類で評価される志望動機は、丁寧な言葉よりも具体的な中身で差がつきます。抽象語を減らし、現場での行動や判断が想像できる表現に寄せるのがコツです。
これまでの経験・学び・エピソード
経験は「何年」「どこで」「何を担当したか」を短く示すのが基本です。たとえば急性期病棟での観察・急変対応、退院支援、患者指導、家族対応など、応募先でも活きる要素を優先して書きます。
次に、経験から得た学びや課題意識を具体化します。例えば「退院が近い患者さんに生活背景まで踏み込んだ支援が十分にできず、地域につなぐ重要性を感じた」のように、現場で起きた出来事を一つ挙げると文章が生きます。
新卒の場合は実務経験の代わりに実習を軸にします。受け持ち患者への関わりで学んだこと、指導者から評価された行動、難しかった点と改善した工夫を書くと、成長の再現性が伝わります。
応募先(病院・施設)の魅力と共感点
応募先の魅力は、理念を写すのではなく「どの取り組みの、どこに共感したか」を書くことが大切です。教育体制、看護方式、地域連携、専門領域、在宅支援など、施設の特徴を一つか二つに絞ると焦点が定まります。
共感点は、自分の価値観や課題意識と接続して初めて志望理由になります。例えば「地域包括ケアに力を入れている点に惹かれた」だけでは弱く、「退院後の生活まで見据えた支援を深めたい自分の課題と一致した」とつなげると必然性が生まれます。
情報源は求人票と公式サイトだけでなく、可能なら見学や説明会で得た情報も使います。現場の雰囲気や多職種連携の実際に触れた一言が入ると、理解度が伝わりやすくなります。
実現したい看護と活かせる強み
最後は「入職後に何を実現し、どう貢献するか」で締めます。ここが「勉強したい」で終わると受け身に見えるため、目標と行動と貢献をセットにします。
強みは性格ではなく、業務で発揮された能力として書くと評価されます。例えば判断力なら「急変兆候を捉え報告と初期対応につなげた」、傾聴なら「不安を言語化できない患者の訴えを整理し多職種へ共有した」など、使い方が見える表現が効果的です。
長期的な視点も添えると定着意欲が伝わります。資格取得や委員会活動への関心、後輩指導での還元など、応募先の方針と矛盾しない範囲で将来像を示すと、採用後の成長イメージを持ってもらえます。
志望動機を書く前にやること
書き始める前の準備で内容の8割が決まります。自己理解と応募先理解を深め、オリジナルな根拠を集めましょう。
志望動機が薄くなる原因は、文章力よりも材料不足です。先に材料を集めてから型に当てはめると、短い文字数でも具体性が残ります。
準備のポイントは、自己分析で強みの根拠を掘り出すことと、応募先の特徴を言語化することです。両方が揃うと「自分だから書ける志望動機」になります。
書く前にメモを作り、経験と応募先特徴の接点を一文で言える状態にしておくと、清書で迷いません。
自己分析で強みと言語化材料を集める
やりがいを感じた場面を3つほど思い出し、なぜやりがいだったのかを分解します。患者さんの反応、家族の安心、チームでの達成感など、価値観が見えてきます。
得意業務は「処置が得意」より「褥瘡予防で体位変換計画を多職種と調整できる」のように具体化します。評価された行動や委員会活動、後輩指導も強みの根拠になります。
印象的な患者エピソードは、守秘に配慮しつつ学びの本質を残します。疾患名や個人情報を細かく書くより、課題と行動と結果の流れを押さえると伝わりやすいです。
応募先の情報収集で差別化ポイントを見つける
求人票では配属可能性、看護配置、夜勤体制、教育制度など実務に直結する情報を拾います。公式サイトでは理念や重点領域、地域での役割、取り組みの背景を読み込みます。
差別化のコツは「その施設にしか書けない要素」を探すことです。例えば在宅復帰率への取り組み、特定の認定看護師が中心の教育、地域連携パスの運用など、具体の仕組みがあると志望動機が締まります。
見学や説明会に行ける場合は、感じた事実を一つメモします。例えば「多職種カンファレンスが定例で、看護師からの提案が多かった」など、現場理解が伝わる材料になります。
履歴書の志望動機を仕上げるコツ
型で下書きを作ったら、採用担当に伝わる文章へ整えます。短文でも「具体性」「前向きさ」「一貫性」が出る工夫が重要です。
志望動機は、同じ内容でも見せ方で印象が変わります。採用担当は多くの応募書類を読むため、短くても要点がはっきりした文章が好まれます。
仕上げでは、例文っぽさを消し、転職理由の言い方を整え、定着イメージを補います。さらに文字数と表記を整えると、完成度が一段上がります。
面接で聞かれても同じストーリーで説明できるかを基準に見直すと、嘘のない強い志望動機になります。
例文の丸写しを避けてオリジナルにする
例文をそのまま使うと、文章は整っていても中身が空に見えやすいです。採用担当は似た文章を何度も見ているため、具体情報が少ないとすぐ分かります。
オリジナルにする方法は簡単で、経験年数、領域、担当業務、印象的な出来事、学びを自分の事実に置き換えます。特に「どんな場面でどう動いたか」を一文入れるだけで、説得力が上がります。
面接で深掘りされる前提で書くと安全です。書いた内容について、背景と具体例を口頭で説明できるかを確認してから提出しましょう。
転職理由はポジティブに言い換える
不満をそのまま書くと、職場批判に見えたり、同じ理由で辞めるのではと疑われたりします。志望動機では、過去の否定より未来の実現に焦点を当てます。
例えば「忙しくて患者に向き合えない」は「退院後の生活まで見据えた関わりを深めたい」に言い換えられます。「人間関係が合わない」は「チームで協働し質を高める環境で力を発揮したい」といった表現が現実的です。
言い換えで大切なのは、理想だけで終わらせないことです。応募先の特徴と結び、そこで実現できる理由を添えると、単なるきれいごとに見えません。
長く働ける見通しを入れる
長期就業の意思は、採用側の大きな安心材料です。ただ「長く働きたい」と書くだけでは弱いので、応募先で積みたい経験や学びの計画を添えます。
例えば教育体制が強い職場なら「段階別研修で基礎を固め、数年後には後輩指導で還元したい」のように、成長と貢献の両方を入れると通過点に見えにくくなります。
生活面の安定も伝えたい場合は、状況説明は簡潔にし、本題は看護の実現と貢献に置きます。主役が条件になると、条件が変わった瞬間に離職しそうに見えるためです。
文字数は200〜300字でまとめる
履歴書は欄の制約があるため、200〜300字が読みやすく内容も残しやすい範囲です。短すぎると熱意不足、長すぎると要点がぼやけます。
まとめ方は、結論を最初に置き、理由として経験と共感点を短く足し、最後に貢献と展望で締めます。各要素を一文ずつにすると、自然にこの字数に収まりやすいです。
削るときは抽象語から削ります。「患者様に寄り添い」などの便利な言葉は、具体例がないと意味が薄くなるため、行動や場面に置き換えると文章が締まります。
誤字脱字・敬語・表記を整える
看護師の応募書類では、丁寧さと正確さがそのまま仕事の印象に結びつきます。誤字脱字が多いと、確認不足の人と見られやすいです。
表記は「貴院」「貴施設」など応募先に合わせて統一し、固有名詞や部署名を間違えないよう確認します。同じ言葉でも「患者さん」「患者様」など揺れがあると読みにくくなるため統一します。
声に出して読むと、敬語の違和感や文のねじれが見つかります。第三者に読んでもらえる場合は、意味が伝わるかを確認するとさらに精度が上がります。
看護師の志望動機で避けるべきNG例
NGパターンは内容そのものより“受け取られ方”で損をします。採用側の懸念(早期離職・主体性不足・信用不安)につながる表現を避けましょう。
志望動機で落ちる人の多くは、能力不足よりも「誤解される書き方」をしています。採用担当は限られた情報からリスクを判断するため、リスクに見える表現は避けるのが得策です。
特に多いのは、条件だけを理由にする、受け身に見える、事実と整合しない内容を書く、の3つです。どれも短い一文で印象が決まってしまいます。
NGを避けるコツは、理由を一つ上の目的に言い換え、貢献まで書くことです。学びたいなら学んだ先で何をするか、働きやすさを求めるならその環境で何を実現するかまで示します。
待遇・福利厚生だけを理由にする
給与や休日を主理由にすると、条件次第で離職しそうに見えます。特に看護は夜勤や人員配置など変動があり、条件を軸にするとミスマッチの懸念が強まります。
条件に触れたい場合は、主役を理念や取り組みに置き、補足として短く触れる程度にします。例えば「夜勤回数を抑えつつ急性期看護を継続したい」など、看護の目的と結びつけると現実的です。
採用側が知りたいのは、条件よりも「どんな価値を提供できるか」です。条件は面接や内定後の確認でも遅くありません。
立地・通勤の都合を主理由にする
家から近い、駅から近いは、どこでもよい人に見えやすい理由です。書類の段階では志望度の判断材料になりにくく、むしろ弱点になりがちです。
どうしても触れるなら、業務内容や理念への共感を主に書いたうえで「継続的に勤務できる環境と考えた」と一文添える程度に留めます。
通勤は長期就業の条件の一つですが、志望動機の中心に置くと看護への関心が薄く見えます。あくまで補助要素として扱いましょう。
受け身・学ばせてほしいだけの表現にする
「勉強させていただきたい」だけでは、現場に負担をかける人に見えることがあります。中途採用は特に、学びながらも貢献できる視点が求められます。
学びたい場合は、目標と行動を具体化します。例えば「貴院の教育プログラムを活用し、半年は基本手技と看護過程を確実にし、1年後には受け持ちの幅を広げたい」のように、主体的な計画を入れます。
さらに「学んだことをチームに還元する」まで書けると強いです。勉強会で共有する、標準手順の見直しに参加するなど、現場目線の貢献が伝わります。
嘘を書く・話を盛る
経歴やスキルの誇張は、面接での深掘りや職務経歴書との突合で矛盾が出やすく、信用を失います。看護は安全が最優先の職種のため、信用不安は致命的です。
盛る代わりに、事実の中で工夫と成果を具体的に書く方が評価されます。例えば「リーダー経験あり」より「月に何回、どの規模で、何を意識して動いたか」を書く方が再現性が伝わります。
未経験領域は隠さず明記したうえで、転用できる経験を示します。正直さと準備の姿勢が伝わると、むしろ評価につながります。
看護師の志望動機の例文(経歴別)
経歴により、採用担当が不安に感じる点と評価したい点が変わります。自分の状況に近い型を使い、経験・志望先特徴・貢献をつなげて作成します。
例文は完成形として使うのではなく、自分の情報に置き換えるためのひな形として活用すると効果的です。特に経験年数、領域、応募先の特徴は必ず自分用に差し替えてください。
経歴別に見るべきポイントは、採用側の不安の解消です。新卒は成長の再現性、経験者は即戦力性、ブランクや短期離職がある場合は就業継続の見通しが問われます。
以下の例文は200〜300字を想定し、経験、共感点、貢献を一つの流れにしています。
新卒の例文
貴院の「患者さんの生活に寄り添う看護」を重視する理念に共感し志望いたしました。実習では高齢の心不全患者さんを受け持ち、退院後の生活を見据えて服薬や食事の不安を整理し、ご家族とも情報共有することで安心につながった経験があります。この学びから、治療だけでなく生活背景を踏まえた支援を大切にしたいと考えるようになりました。入職後は研修で基礎を確実に身につけ、チームの一員として丁寧なコミュニケーションで安全な看護に貢献します。
転職(経験者)の例文
急性期の消化器外科病棟で5年間勤務し、術前術後管理と急変対応、退院支援に携わってきました。短い入院期間の中でも患者さんとご家族の不安を早期に把握し、多職種と調整して退院後の支援につなげることを意識してきました。地域連携に力を入れ、入院から在宅まで切れ目なく支える貴院の体制に魅力を感じ志望いたします。これまでの判断力と連携経験を活かし、安心して退院できる支援を実践し長期的に貢献したいと考えています。
未経験分野へ転職の例文
これまで内科病棟で6年間勤務し、呼吸循環の観察や急変兆候の早期発見、患者指導に力を入れてきました。未経験ではありますが、退院後の生活まで支える看護を深めたいと考え、在宅支援に注力されている貴ステーションを志望いたします。病棟で培ったアセスメント力を活かし、変化に早く気づき医師やケアマネジャーへ適切に共有することで安全な在宅療養に貢献します。学習を継続し、将来的には自己管理支援の力を高めていきたいです。
ブランク明け(育児・介護)の例文
循環器内科病棟で5年間勤務した後、育児のため離職しましたが、就業可能な環境が整ったため復職を希望しております。ブランク中も最新のガイドラインや参考書で学習を続け、採血や急変時対応など基本手技の振り返りを行ってきました。復職者研修があり、段階的に現場復帰を支援されている点に安心感を持ち志望いたします。これまでの観察力と患者指導の経験を活かし、早期に感覚を取り戻してチームに貢献します。
転職回数が多い場合の例文
これまで複数の病院で内科・外科病棟および外来を経験し、幅広い疾患への対応力と、環境に合わせて動き方を調整する適応力を培ってきました。特に多職種との情報共有を意識し、申し送りの改善や退院支援カンファレンスの運用に関わった経験があります。地域の基幹病院として急性期から在宅支援まで連携を強化されている貴院で、これまでの経験を一つの軸にまとめ、腰を据えて継続的に貢献したいと考え志望いたします。
在籍期間が短い場合の例文
前職では外科病棟で1年間勤務し、術前術後管理と基本的な急変対応を経験しました。短期間ではありましたが、患者さんが退院後の生活に不安を抱える場面が多く、より退院支援に力を入れたいという課題意識を持ちました。多職種カンファレンスを通じて在宅生活まで支える体制を整えている貴院に魅力を感じ志望いたします。これまでの学びを土台に、観察と報告を確実に行い、長期的に成長しながら貢献したいと考えています。
看護師の志望動機の例文(施設・診療科別)
施設形態・診療科によって求められる役割が異なるため、志望動機も“現場の課題”に沿わせると刺さります。特徴×自分の経験の接点を明確にします。
同じ看護師でも、急性期と慢性期、外来と訪問では求められる力が違います。志望動機では、施設側の課題と自分の経験がどう噛み合うかを示すと評価されやすくなります。
施設別の例文では、ありがちな表現になりやすい部分も意識して言い換えています。例えば慢性期で「ゆっくり働きたい」は避け、「長期的に寄り添いQOLを支えたい」に置き換えるなど、受け取られ方を設計します。
以下はあくまで型なので、応募先の特徴は必ず実際の情報に差し替えてください。
総合病院・急性期の例文
二次救急の急性期病棟で3年間勤務し、状態変化の早い患者さんの観察と優先順位づけ、医師や多職種との迅速な連携を経験しました。一方で、重症度が高いほどご家族の不安が大きく、限られた時間でも説明と心理的支援が重要だと実感しています。救急受け入れ体制を強化し、患者さんとご家族に寄り添う看護を掲げている貴院の方針に共感し志望いたします。判断力と連携経験を活かし、安全な急性期看護の質向上に貢献します。
慢性期・療養型の例文
急性期外科病棟で4年間勤務し、術後管理から退院支援まで担当してきました。その中で、長期療養が必要な患者さんに対し、短い入院期間では生活機能や心理面まで十分に関われないことに課題を感じました。ADL維持と認知症ケアに力を入れ、長期的にその人らしさを支える看護を実践されている貴院に魅力を感じ志望いたします。観察力と多職種連携の経験を活かし、日々の小さな変化を捉えたケアでQOL向上に貢献したいです。
クリニック・外来の例文
これまで内科病棟で5年間勤務し、急性増悪の予防に向けた患者指導や、退院後の生活に合わせた支援の重要性を学びました。外来では限られた時間で症状を把握し、次の受診までのセルフケアを支える力が必要だと考え、地域で継続支援を行う貴クリニックを志望いたします。病棟で培ったアセスメント力を活かし、短時間でも不安や生活背景を整理して伝えられる対応を心がけます。丁寧な接遇で、地域の方が安心して通える場づくりに貢献します。
介護施設の例文
急性期内科病棟で6年間勤務し、高齢患者さんの急変対応や、治療後の生活に向けた支援を経験してきました。入退院を繰り返す方と関わる中で、暮らしの場で体調を整え、急変を予防する関わりの大切さを強く感じるようになりました。看取りや家族支援も含め、生活に寄り添うケアを重視されている貴施設の方針に共感し志望いたします。観察力と説明力を活かし、介護職と連携して安全で安心できる生活の支援に貢献します。
訪問看護・在宅の例文
内科病棟で5年間勤務し、慢性疾患の自己管理支援や退院指導に携わってきました。退院後に不安から受診や再入院につながるケースを経験し、生活の場で継続的に支える看護を実践したいと考えるようになりました。退院支援から在宅での生活支援まで一貫して関わる貴ステーションの体制に魅力を感じ志望いたします。病棟で培った判断力と報告連携を活かし、変化を早期に捉えて支援につなげ、利用者さまとご家族が安心して暮らせる在宅療養に貢献します。
手術室・ICU・NICUなど専門領域の例文
外科病棟で3年間勤務し、術前術後管理を通じて周術期における安全管理の重要性を学びました。手術を控える患者さんが強い不安を抱える場面も多く、短い関わりの中でも安心につながる説明や声かけが看護の質に直結すると感じています。周術期の教育体制が整い、安全と質の向上に取り組まれている貴院の方針に共感し志望いたします。病棟で培った観察と連携の力を活かし、手術が安全に進むよう準備と確認を徹底し、患者さんの不安軽減にも貢献したいと考えています。
履歴書と面接で志望動機を一貫させるコツ
志望動機は“書いて終わり”ではなく、面接で深掘りされます。履歴書の文章を骨格にして、口頭でも矛盾なく説明できる状態に整えます。
履歴書の志望動機は、面接での質問の土台になります。書類で良いことを書いても、面接で説明がぶれると「準備不足」「本音が違う」と受け取られやすくなります。
一貫性を出すためには、履歴書の文章をそのまま暗記するのではなく、骨格だけを固定します。経験、応募先の魅力、貢献の3点を一つのストーリーとして整理しておくと、質問の角度が変わっても答えがぶれません。
また、履歴書に書いた内容は必ず深掘りされる前提で準備します。数字や役割、具体エピソードを補足できる状態にしておくと、信頼感が上がります。
面接での伝え方(結論→理由→展望)
面接では最初に結論を短く述べます。例えば「地域連携に注力されている点に惹かれ、退院後の生活まで見据えた支援を深めたいと考え志望しました」のように、要点を先に出します。
理由は、経験エピソードと応募先特徴で補強します。経験は一つに絞り、そこで感じた課題意識が応募先で解決できる流れにすると、聞き手が理解しやすくなります。
最後に展望として、入職後の貢献と成長計画を述べます。丸暗記ではなく、キーワードだけを覚えて自分の言葉で話すと自然に伝わり、追加質問にも対応しやすくなります。
志望動機がない・思いつかないときの対処法
“ない”のではなく、材料が未整理なだけの場合が大半です。自己分析と情報収集をやり直し、比較と棚卸しで言語化します。
志望動機が思いつかないときは、まず「志望先が決められない」のか「言葉にできない」のかを切り分けます。決められない場合は情報収集が不足している可能性が高く、言葉にできない場合は自己分析の材料が散らばっています。
効果的なのは、候補を2〜3施設並べて比較することです。違いが分かると、自分が何を重視しているかが自然に浮かび、志望理由の軸ができます。
自己分析は、やりがいを感じた場面、苦手だった場面、改善した工夫をセットで振り返ると材料が増えます。そこから「今後は何を深めたいか」を一文にできれば、志望動機の核になります。
志望動機と自己PRが同じ欄の書き分け方
同じ欄に書く場合は、志望動機=「なぜここか」、自己PR=「何ができるか」と役割を分けると読みやすくなります。重複を避けつつ、相互に補強させます。
同じ欄に書くときは、最初の数行を志望動機、後半を自己PRに分けると整理されます。読み手はどちらの情報も欲しいため、混ぜるより分けた方が伝わります。
志望動機では応募先の特徴と自分の価値観の一致を中心に書き、自己PRでは強みを事実とセットで提示します。例えば「多職種連携が強み」と書くなら、どんな場面でどう連携し、結果どうなったかまで一文で示します。
重複を避けるコツは、同じ強みでも役割を変えることです。志望動機では「その強みを活かせるから応募先を選んだ」、自己PRでは「その強みをどう発揮してきたか」を書くと、互いに補強し合う文章になります。
看護師の履歴書の志望動機まとめ
志望動機は3要素(経験→応募先の魅力→実現したい看護/強み)で組み立て、情報収集と自己分析で具体性を足し、200〜300字に整えるのが基本です。NG表現を避け、履歴書と面接で一貫したストーリーに仕上げましょう。
履歴書の志望動機は、経験、応募先ならではの魅力、入職後の貢献を一本の線でつなぐと強くなります。どれか一つが欠けると、熱意があっても根拠が薄く見えてしまいます。
書く前に、自己分析で具体エピソードを集め、応募先の特徴を一つか二つに絞って接続すると、オリジナルな志望動機になります。仕上げでは、転職理由の言い換え、長期就業の見通し、200〜300字の圧縮、表記の統一で完成度を上げましょう。
最後に、履歴書と面接の一貫性が合否に直結します。書類に書いた内容を、結論と根拠と展望の骨格で説明できるように整えておけば、面接でも自信を持って伝えられます。
